洒落怖マニア

独断と偏見で集めた怖い話

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?373

404本当にあった怖い名無し2022/12/30(金) 01:59:27.74ID:kQsD6z/l0
こういったところに書き込むのが初めてなので、かなり長くなってしまいました。
連投申し訳ありません。

夏休みにバイトで地方に行った時に体験したです。

その時の僕はかなり金欠で制作に使う材料費すら賄えないくらい貧乏だったので、叔父さんが泊まり込みのアルバイトを紹介してくれました。
バイト先は主に運搬作業で、宿泊先は温泉のあるホテルのような所で、社長さん達もみんないい人ばかりです。

初日は東京から現場に向かいました。途中に雨や色々な事があって、到着は夜の22時くらいだったと思います。
夜も遅かったのでそのままホテルに向かい、途中で買ったごはんを食べて、次の日の準備と作業説明のあとは3階に取ってもらっていた僕の部屋で本を読んだり絵を描いたりして過ごして、そのまま寝落ちしまいました。

寝ている時に、僕の泊まっている部屋の外に髪が長く手足の赤い女が立っている夢を見て、深夜の3時半くらいに起きてしまいました。
その時に気づいたのですが、閉じていたはずの窓が空いていました。
それに、部屋のクーラーが壊れていて、8月の熱帯夜で何もなしで寝られるような環境でもありませんでした。
僕は明日の作業も早いので無理やりにでも寝ようと思い自販機で酒を買って数本飲みながら部屋に居たのですが、どうにも耐えられず結局部屋のある階のエレベーターの前にあった椅子で寝ていたのを覚えています。

405本当にあった怖い名無し2022/12/30(金) 02:00:50.00ID:kQsD6z/l0
2日目の作業は特に問題なく終わり、昨日の事もあって作業終わりにコンビニで氷とお酒を買い込んでホテルに戻りました。
一旦部屋に荷物を置き、その後はバイト先の人達と夕食を食べて温泉に入り、部屋に戻りました。

それから一人で20時頃に酒を飲んで買ってきた氷を抱えて部屋で眠りました。
その日もまた、長髪の赤い女の夢を見ました。
ただ、昨日と違い女は部屋の中に居て、よく見てみると手足の爪が赤く、顔は見えないけれど小さい声でしたが何か言っていたのを覚えています。
そこで目が覚めて、溶けきってぬるくなった氷水を飲みながら時間を確認すると、また深夜の3時半くらいでした。それに、昨日と同じく窓も空いていました。
「暑いなあ…」と思いその日も昨日と同じエレベーターの前にある椅子で寝ました。

406本当にあった怖い名無し2022/12/30(金) 02:01:10.56ID:kQsD6z/l0
3日目の朝は、社員さんが僕のいる階に来ていて、エレベーターのところで寝ている僕を起こして「今日は雨で作業がないから。」と苦笑いしながら伝えてくれました。
作業もなくなり暇を持て余していた僕を、社員さんが車で近くの神社や記念館に連れて行ってくれました。

その日の夜は、ずっと雨が降っていたので比較的涼しく、窓を開ければ寝れないこともないな、という感じだったので、窓を開けて2日目と同じような過ごし方をして部屋で寝ることにしました。

その日も、赤い爪の女の夢を見ました。
ただ、一昨日や昨日と違い、布団で寝ている僕の足元で座っていました。
僕が寝ている布団に手を突っ込んでいて、僕の足に何かしているのはわかりました。
その間も「…う……い……だい…」みたいな感じで何かブツブツと話していて、それでも僕は聞き取ることができませんでした。

しばらくすると布団から手を抜いて、頭の方に向かって這ってきました。
僕の目の前に来ると、長く伸びたパサパサの髪の毛の隙間から女のねちっこい笑顔と目が合いました。すると女はそれまでとは違うハッキリとした声で、「ちょうだい」と僕に言い、僕の手を握りました。

そこで僕は目が覚めて、昨日より涼しいとはいえまだまだ暑い部屋から出て、水を飲んでいると、ふと足の痛みに気づきました。
足を見てみると、爪が両足とも剥がれて血まみれになっていました。
その後、部屋を探してもみたのですが、剥がれた爪は見つかりませんでした。

この話を作業をしていた人達にも話してみたのですが、「まあ仕事中に剥がれちゃったんじゃない?」と皆さんは知らなさそうな様子でした。

以上が僕の体験した話です。長文かつ駄文失礼しました。
何かこれと似た話を知っている方がいたら教えてほしいです。
もう爪は大丈夫なのですが、何だったのか気になっています。